「podcastを始めたい」と思ってもなかなか始められない人向けに、”ここから始めたら始めやすい” という3つのステップを紹介します。今回は1つ目のステップです。
これを実践すれば、やるべきことがより明確に見えてくるので、ボットキャストのハードルが下がります。
ポッドキャストの目的を考える
なぜボッドキャストをやるのか?
もっとも重要なことは、なぜポッドキャストをやるか?ということです。
あなたの現状も整理してみてください。平日に仕事をするサラリーマンやサービス業に携わる人、自営業、学生、主婦(夫)などで個人的に作りたいですか?それであれば、趣味や娯楽をテーマにしたコンテンツになったり、あなたが楽しく打ち込めるコンテンツを作っていくことになります。
それとも、事業や商品、サービスの宣伝などのためでしょうか?それであれば、ターゲットとなる視聴がいて、コンテンツも明確になります。
どちらにしても、なぜポッドキャストをやるのか?ということを明確にしておいたほうが、長く続けるモチベーションにつながります。
なぜなら、始めた瞬間に多くの視聴者に聞いてもらえるのは、ごく一部の人だけだからです。これから始める多くの人は、続けることが成功のポイントになります。
視聴者は誰なのか?
ターゲットが誰か?という点もイメージすることは大切です。”誰”を正しく把握することで、視聴者を増やすための正しいアプローチができるようになります。
例えば、事業や商品の宣伝を目的にして、テクノロジーに関するボッドキャストを作る場合、視聴者は人気のガジェットに興味があるアーリーアダプターかもしれません。そういったターゲットを考えた場合に、既存の堅実なテクノロジーに関する話題よりも、「少し未完成でも面白い、新しい話題にしたほうが、興味を持つのでは?」と考えることができます。
つまり、テーマに沿って視聴者を意識して、興味があることに焦点を当てているか?を考えることで、魅力的なコンテンツを作っていくことができます。
そして、多くの視聴者はポッドキャストを聞いたときに、何か目的をもって聞いています。その目的とあなたが作ったコンテンツが一致すれば、視聴者は増えていくはずです。
このポッドキャストを聞く理由はあるのか?
あなたは、ここまででイメージした目的とそれを視聴する人に対して、聴きたいと思うエピソードがいくつぐらい出てきますか?
ポッドキャストを始める際には、ポッドキャストのカテゴリやサブカテゴリ、番組の要約を記述する必要があります。これは視聴者が最初に目にする情報になります。(これについては、できれば今後の記事で紹介していきたいと思います。)
ターゲットとなる視聴者が、聴きたいと思う(再生ボタンをクリックする)には、視聴者がそのポッドキャストを聞く理由を要約して再生する必然性を作る必要があります。そのために、聴きたいと思うエピソードを複数書き出して、聴きたいと思える要約をターゲットに伝えるようにします。
今回は、ポッドキャストを始める前の3つのステップの1つ目として、「ポッドキャストの目的を考える」の話をしました。今後は、2つ目として「ポッドキャストの名前・テーマ」について、3つ目として「ポッドキャストのエピソードの形式」について、見ていただけた方の役に立つ情報を公開していきます。